ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

三つのパンチ

出来たらね、良い絵だけを描けるようになりたいもんです。


それで、気持ちにグッとくる魅力的な絵(デザイン、書のほか全ての平面絵画)にするには?どうしたら良いのだろう。

私は日ごろの自然の観察から最低3つのパンチ力が必要であると考える。

最低この三つを備えていれば絵は、

 

行き当たりばったりに描くよりは魅力的になるだろう。

一、見る人を引き込むための要素、その部品。主役の表現。たとえばそれは葉の表

二、別な視点で表現される要素、その部品。主役を別な視点から見た表現。たとえばそれは葉の裏。

三、よく見なければ見えてこない要素、その部品。脇役的存在の表現。たとえばそれは葉脈。

これらは、色の面から、形の面から、文様など、絵の中に盛り込む必要な表現について各々設定すれば、さらに魅力が増すだろう。

魅力が増す、ということは描いた絵の寿命が延びることを意味する。

絵の寿命とは、その絵を飽かず眺めていられる時間のことである。
その時間が短いほど短命の絵といえる。

僕は寿命の長い絵を目指したい。

できたら千年くらい。今はまだその力が無いが頑張ろう。

絵は短命ではまずいと思うが、人についてはそうとも言えないね。

画家でも短命の人がいるけれど、もしかしたら短命の人だからこそ命を燃やして、氷の結晶のように素晴らしいものをつくることが出来るのかもしれない。

そうして出来た作品は長く愛されることが多い。こういう人たちはダイヤモンドのごとき作品を残したのだなぁ。

ダイヤと同じように、自分の描いた絵を誰かにずっと眺めてもらえたら、いいなと思う。