ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

明日のために時間がかかる

クレーは「今大切な事は、早熟な作品を発表することではなく、何よりも自分自身人間であり、また人間となることなのだ。

人生に処するという芸術は、ありとあらゆるその他の表現形式の基本条件である。

絵を描くことであろうとも、彫刻であろうとも、悲劇であろうとも、また、音楽であろうとも、それに変わりはない」と。

人生に処するという芸術についての個人的見解が、つまりは作品ということになっていこう。

自分の体質、性質、特徴や短所、考えなど、

 

およそ自分というものの全てと表現とが一体になって作品に顕現されていなくてはいけないんだな。

無理に作品に仕立てるのは止そう、たくさんだ。

そういうものには魅力を見出せないんだから。

僕にとっては何をやろうとしても時間がかかる事ばかりだ。

そうさ、何をやるにも時間が莫大にかかるんだ。時間のかかる仕事が好きなんだ。

時間のかからぬものも、追究していこうとする性格が時間のかかる仕事にしてしまう。

速く仕事を済ませようと気は急くけれど、表面的にみることだけでは済ますことが出来なんです。

いつからこんな面倒な自分になってしまったんだろう?

明日のためには、今日これを追究、研究しておく必要がある、とつい考えてしまう。