ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

色彩は十界互具のように

深く美しく感じる配色は何度見ても新しく、見飽きない。

それは仏法で説くところの十界互具(じっかいごぐ)のように重層していて、見る視点によっては印象ががらりと変化する。

つまり、その時々の気分や関心しだいで、同じものであるのに毎度新しいものとして見えるんです。


同じように見える身近なものに、人の皮膚がある。

離れて見れば全体的には単色の肌の色。

しかし、近づいて見れば血管が見えるし、

 

体温が少し高いところは、いくぶん赤みがさしていたり。

虫眼鏡で見れば、そこには肌が織りなす山や谷の世界が広がっている。

色で絵を描く時には、そのように出来たらな、と思う。

布に色を塗るのも良いのかもしれない。

染めたように描いた布は、人肌のような美しさがあるよね。

 

(十界互具(じっかいごぐ)については下記の過去記事を参照ください。)

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