ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

美の談

美術の話をしようかな

だんだんと秋

最近はさ、風もひんやりしてきた仙台です。 だんだん、だんだん秋だなぁ。 緑も枯れた色、そう、こんな感じの色になってきて。 色ぬりしてきて、もう20年近くなるけれど、文字なんて子供の頃からやってきて、今でも毎日やってんです。 文字も、色ぬりも、何…

字を書いているうちに日が暮れて

今日は、無性に文字を書きたくて書きたくて文字書き三昧の一日でした。 なんだか文字を書くのは麻薬みたいだ。 なんだかまだ書き足りなくてウズウズしています。 朝は2時くらいに目が覚めましてね。0時くらいに寝たのにすぐに起きてしまいました。 それで、2…

色を塗ること

僕は人に説明することが苦手です。 いつも結論から話していこうとするので、苦しくなります。 今日、まさにその時があったけど、うまく色ぬりのことを説明できませんでした。 それで悔しいので今後のために、一言で色を塗るってことは何なのか?を前もって用…

太陽光発電を買うってこと

エネルギーというのは他の追随をゆるさぬ一つの美だ、と感じるのは僕だけじゃないだろうと思う。 あの眩しすぎる太陽の熱と力。 太陽が無かたったら、草木も生えないし、そもそも地球すら無かったろうね。 太陽に限らず、小さなロウソクであってもよく見つめ…

小説の芸術

小説研究十六講という本を読みました。木村毅さんが書いたものです。 芸術について触れられているし、絵にも通じる大切な話なので抜粋しておこう。 「芸術家は真理を形而下に具体的な言葉に翻訳し返すのである」 「りんごの木が風にゆれて、その果が枝から地…

表現の方向性と展開

色彩や絵画、その他さまざまな芸術表現においてどのようにすれば魅力ある作品になるのでしょうか? そこで、その公式となるような手法をひとつ考えてご紹介しましょう。もちろんこの方法が唯一というわけではありませんが、一つをベースとすることで次の発想…

ブルース・リーの芸術

絵描きや書家はアスリートであります。 いつ終わるとも知れず日々自己鍛錬し、表現に必要な練習に明け暮れ、表現を追求していく。 おそらく本質的には格闘技も同じかと思います。 ところで中国にブルース・リーって人がいました。 彼の動画って、よくYouTube…

書の練習方法

惚れる手本のように自分も書けるようになる為に。あるいは近づくために。 ★きっと惚れる手本のように書けるようになるには、少なくとも同じ大きさで手本と見まがうように書ければ良いのだろう。 ★それは普段から、そのように書けるのが望ましいのかもしれな…

ジャズと色塗りと

ジャズと色ぬりは似ている、と思う。 ジャズは音が微妙にズレていく。それが心地良い 色塗りも同じことが言えるかもしれないな。 ある決めた計画にしたがって色が塗られると、とてもつまらないものになる。 だから、適当に無計画な感じでやっていく。しかし…

色塗りに大切なこと

色ぬりには大切なことは色だけに色々とある。 色を塗るわけだから、画材に対する理解や使い慣れることも必要だ。しかし実際に色を塗ることとは直接に関係しないものも多い。 アートの分野にコンセプチュアル・アートというものがある。日本では概念芸術、観…

色ぬりの基本

youtu.be 何にでも基本ってものがありますが、今回は色ぬりの基本をお伝えしたいと思います。 絵を描く人なら誰でも知っていることではありますが、必ず一様に知っているとは言えません。 もしかしたら基本を知っていただくとによって多少なりとも絵の感じ方…

波に揉まれて

これまで版画は好きだけど、創作の2次的な仕事だからやってきませんでした。 僕は職人気質です。 2次的な仕事というのはお金をかければ誰かにお願いできるもので、そういうのは職人気質だけにやりたくないんだな。 多少は遊び半分でやったりしてたのですが絵…

くすむ時

日本ってところは色にしたら何色ですか? それはやっぱり灰色なのだろうと思うし、誰かに聞かれても、きっとそう言いいます。 それは油絵具を抱えて、外で絵を描いていると特に感じるものです。 湿気が多分にあるからか、くすんだ色になる時間があまりにも多…

サドル

包んでみようと思う。 僕にとってそれは一種、彫刻をするってことになります。 今回は自転車のサドルとサドルにくっつくポールを段ボールで包むもう。 誰でもやることだけど、

昇華の時

子どもの頃、誰かの文字を真似て書いたっけ。 今も、誰かの文字を臨書する。 臨書というのは何かしらの文字を見ながら書いていくこと。 覚えたら見なくてもいいけれど。 文字は微妙で本当に覚えたのかどうかさえ定かじゃないけどね。 ある時は形を真似て絵的…

ホイッスラーの灰色と黒の絵

おはようございます。 寝違えて大事な利き腕の左肩が痛いシュンです。 さて、ホイッスラーという画家がいます。 彼の絵はとても落ち着いていて、僕は好きです。 日本画っぽいところが見受けられるので、日本人には好きな人が多いと思うんです。 その彼の絵に…

色塗りのモチベーション

よく色をぬるんです。 とは言え、誰でも色を塗れば塗れるんですけどね。 誰でもできる。 何も考えなくても勝手に出来上がるかもしれません。 しかし、そうして出来たのを見ると、確かに何も考えていないのが明らかに表現される。 今度は、色々考えながら色を…

日記としての色ぬり絵作品

「世界中どんな国でも、人は日記をつける。(中略) だが文句なしにすぐれた文学作品としての日記もある。そしてこのことは、日本においては一千年以上ものあいだ正しかった」 「日記をつけることは、言ってみれば時間を温存することである。歴史家にとって…

ヨーゼフ・ボイスの椅子と脂肪、あるいはその他の作品

物には、その物にしか発することの出来ないイメージがあるもんです。 印象と言ったら良いのでしょうか? それには個人的に実感と記憶をともなった印象があったりする。 たとえば、思い出の品の現物を見るのと、それを絵にしたものとでは違うんだと思う。 何…

戦時下に咲くラナちゃんの絵

絵描きにとって、何をどう思うのかは大事なことです。 それで平和について一度考えておきたいんです。 平和を表現するって、どういうことでしょうか? だいぶ昔、どこかのサイトの記事で見つけた、中東の戦時下に暮らすラナちゃんが描いた絵をモシャったこと…

自由を知る

色彩世界は、どもまでも自由だ!!!!!!! というわけで何処にいても自由を感じたい人はぬり絵がおススメです。 色鉛筆でもクレヨンでもマーカーでも、あるいは色のついたものを切ったり張ったりでも出来ますからね。 しかし、自ら秩序を構築できる人にし…

三角形の性質(中線連結定理)

僕は絵描きです。 そういうわけで、僕には幾何学が必要です。 こういう勉強というのは、表面には表れないで水面下に作用します。 絵を描くにあたっては、この水面下に作用することが長い目で見た場合にとても重要になるものですからね。頭が弱い僕ですが少し…

サイケデリックな波1

昔、描いた絵で北斎の模写があります。 これがそうなんですが模写といっても、こうなってくると模写じゃなくなっています。 油彩で描いたのでしたが、相当な時間をかけて完成させたっけ。 これが北斎だとすると、

三本の絵の具

昔、描いたもので、どうでも良いものが沢山あるもんです。 これなんかは、まさにそのようなもののひとつか。 何を見ても感動できなくなると、僕は目が泳いでくる。 それで闇雲にこんなのを描いたりしたのかもしれないなぁ。 見ればボールペンで描いた絵だ。 …

紅蓮の氷

紅蓮とか、大紅蓮とか言われる世界があります。 仏教によく出てきますよね。 地獄を表現する時に使われる言葉です。 知らない人は、紅蓮の炎なんて言ってたりします。 火にあぶられるような地獄、ってことでしょうか。 僕も、ずっとそう思っていたものです。…

山の景色

32歳のころ、僕は山にいた。そこは宮城県の北の方、県北と言われる。 といっても地図で見ると真ん中くらいに位置しています。そこで、風景画を描いたんでした。こういうのは抽象画といわれます。抽象画といいますと、

自分世界発見

クレーは「世界観などというものは自ずから生まれ出てくるのだ。その世界観が決定的にどの方向をとるか、それはただ自分の意志によって決まるのではなく、すでに母親の胎内にいる時からいくらか運命づけられている、と私は思う」と。 自分の作品の世界観の端…

影響

マルセル・デュシャンは「画家として私は、他の画家よりは作家の影響を受ける方が良いと思った」と。 僕も賛成。絵の技術的な部分を学ぶ過程では多くの画家から影響を受けるものだ。 しかし、精神的な部分においては作家から影響を受け表現に生かせたら、と…

方向性

バルテュスは「私は、自分を表現しようとしているのではなく、世界を表現しようとしているのです」と。 作品には何かしらの方向性があれば良いのだと思う。 自分を世界とする表現の方向、何かしらの世界を垣間見た表現の方向など。何に関心があるのか?何に…

対話の道具

モーリス・ドニは「絵画が軍馬や裸婦や何らかの逸話である以前に、本質的にある秩序で集められた、色彩で覆われた平坦な表面であることを思い起こすべきである」と。僕もある秩序で集められた、色彩で覆われた平坦な表面である、という地点から出発したい。 …