ある日の美術

仙台にいて絵を描いたり書をやりながら、もろもろ美的なことを研究してます。

書の道

字を書いているうちに日が暮れて

今日は、無性に文字を書きたくて書きたくて文字書き三昧の一日でした。 なんだか文字を書くのは麻薬みたいだ。 なんだかまだ書き足りなくてウズウズしています。 朝は2時くらいに目が覚めましてね。0時くらいに寝たのにすぐに起きてしまいました。 それで、2…

わがせこに(万葉集)

季節外れの冬の歌なんですが、不思議ですね。 歌を書いているうちに気持ちだけ冬になった感じになってきました。 ---原文:万葉集 巻八(一四二六) あかひと(山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと) わが背子に 見せむと思ひし梅の花 それとも見えず雪の…

砂のごとき(正岡子規)

なんだかここ数日は涼やかで秋も近い感じか。 ということで、筆でグイグイいこう。 砂のごとき雲ながれゆく朝の秋 正岡子規

書の練習方法

惚れる手本のように自分も書けるようになる為に。あるいは近づくために。 ★きっと惚れる手本のように書けるようになるには、少なくとも同じ大きさで手本と見まがうように書ければ良いのだろう。 ★それは普段から、そのように書けるのが望ましいのかもしれな…

おもひつつ(古今和歌集552)

★古今和歌集552 おもひつつ ぬればやひとの みえつらむ ゆめとしりせば さめざらましを

喜び(武者小路実篤)

武者小路実篤の詩には何だか惹かれるんだ。 「お前は」がたくさんあって、ついつい抜けてしましました。 濁音も仮名では書かないので、ついつい抜けてしまうな。 喜び 喜びよ、お前は何処から来る。 深い、深いところじゃら来るね、お前は。 たしかに(お前は…

猫の妻(松尾芭蕉)

春ですからね、ニャンコも頑張ります。 ★猫の妻 へつゐの崩れより かよいけり 松尾芭蕉 ★猫乃つ万 部川為農 具徒連よ利 かよ悲けり 現代語訳★築地の崩れから女のもとへ通った業平さながら、恋猫は雌猫を求めてかまどの崩れより通うことだ #芭蕉 #俳句 #書道 …

鳳よ厂(小林一茶)

小林一茶の絵というか、書は見ていると何だかゆるゆるで力が抜けてきます。 こういうのはイイよね~。 それでどんな感覚か体験したくてモシャってみたんでした、ボールペンでね。 鳳よ厂 いくつのとしから 旅をした 小林一茶

よしのやまみねの(拾遺和歌集4)

今日は重之集を臨書しようぜ。 重之集の文字は繊細で、線質もきらめいて。 いつも思うんですが仮名って、ひらがなって凄いんです。 何が凄いのかって、書く人の心の変化に合わせて使う文字をドンドン変えていけるんですよね。 拾遺和歌集4番源重之 ★よしのや…

みわたせば やなぎ(古今和歌集56)

今日は朝から二玄社から出ている日本名筆選35の古筆名品集をやってました。 ★みわ多世は や奈支 さ久らをこ支ま世て みやこ曽者るのにしき奈利介る ★見渡せば やなぎ桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける ★ここから眺め渡してみると、柳の緑色と桜の色とが混ざ…

戸を叩く(正岡子規)

もう冬じゃないんです。 ★戸を叩く女の声や冬籠 戸をたたく 女の声や 冬ごもり。 この句は明治30年の作だそうです。 僕的には正岡子規の俳句は共感できるものもあれば、出来ないものもある。共感できないなぁ、というもののほとんどは状況が理解できないもの…

いくよへて(升色紙)

お題「今日の出来事」 おやようございます。 夜明け前は文字を書くためにある時間です。 どなたもこなたもあなたもあまたも、平仮名なんてあまり興味が無いことかと存じますが、時々は日本の文化を感じていただきとうございます。 それで、

書をものするに

書は考えて書いたから良くなった、それは無いようです。日ごろ文字を書いていて思うのはアスリートと同じで、書っていうのは体にしみこんだもので勝負する芸術のようだ、ということです。ああ、なんて高い山を登ってるんだ?登り始めて三十数年にもなるって…

お手本

問う 月初に課題・古典臨書のお手本を先生から頂くのですが、古典臨書の六文字の漢字のひとつの漢字の部首が間違っていたらしく、その部首の部分だけ別の半紙で正しく書いてテープで貼り付けてありました。これってどう思われますか? 答え 新たに書くとうま…

麻薬

普通、文字は重ねて書かないものだ。重なると何を書いたのか分からなくなるからね。 でも僕は重ねて書くことがある。書的にそれは練習の段階の時。 ジャンジャン重ねて書く。 どのように書いたかなんて気にしないし、その方が紙の節約にもなる。 でもこれは…

あらし吹く三室の(百人一首69)

百人一首69 あらし吹く 三室の山の もみぢばは 龍田の川のにしきなりけり能因法師 #仮名 #japanesecalligraphy #kana #書道

山中や菊(松尾芭蕉)

#芭蕉 #俳句 #仮名 #書 #haiku #kana #japanesecalligraphy #おくのほそ道 山中や菊はたおらぬ湯の匂ひ やまなかや きくはたをらぬ ゆのにほひ やまな可や 幾く者多越らぬ ゆのに本ひ

剃り捨てて黒髪(松尾芭蕉)

#松尾芭蕉 #俳句 #書 #仮名#japanesecalligraphy #haiku #kana 剃り捨てて黒髪山に衣更 曽良 そりすてて くろかみやまに ころもがへ 楚りすてて 黒可三や万二 古呂毛可部

きつつきも庵は(松尾芭蕉)

#松尾芭蕉 #芭蕉 #俳句 #仮名 #書道 #japanesecalligraphy #kana #haiku きつつきも庵は破らず夏木立 きつつきも いほはやぶらず なつこだち 幾つゝ支も 以本者やふら春 夏こ立

かさねとは八重(松尾芭蕉)

この作品は一部分に間違いがあります。1文字抜けてました。(´-`).。oO 夜へ奈弖しこ、となるべきが、夜奈弖しこ、と「へ」が抜けてますね。 解説も間違い発見!「奈ゝるべし」の奈も、那が正解。 でもまぁ、手書きですし、ガイドも手作りですからね間違うん…

うの花をかざしに(松尾芭蕉)

先週の個展で「おくのほそ道」から64句をこんな形にして展示したん。 丸いところは竹で出来ています。 四隅には千代紙で色気を付けました。 これだけでは不親切かな?と思いガイドブックを用意しました。

我が君は千代に(古今和歌集343)

前のがちょっと気に入らないのでもういちどー(´-`).。oO 古今和歌集343 わがきみは ちよにやちよに さざれいしのいはほとなりてこけのむすまで (我がきみ者 地よにやち代爾 散ゝれ以しの い者ほとな利弖 故介能武寸万て) わが君は千代に八千代にさざれ石の…

我が君は千代に(古今和歌集343)

お題「最近気になったニュース」 いま沖縄や北海道で、合法的な中国侵略が大々的に進んでいます。 沖縄では琉球民族、北海道ではアイヌ民族を道具に「虐げられた少数民族独立だ!」と言って日本から沖縄と北海道を分断して中国へプレゼントしようと活動して…

ものかきてあふぎ(松尾芭蕉)

なかなか良い感じでかけたかも、って思うのは書いた時だけなんだよね(-.-;)y-~~~そう思ってるうちにアップしてまおう。 ものかきてあふぎひきさくなごりかな(もの可支てあ不支引きさ久なこ利閑奈)「物書きて扇引きさくなごりかな」#芭蕉 #仮名 #書道 #kana #…

こんなにかかるんだ

最近分かったことがある。 それは、自分で書く文字は少なくとも覚えていなければならぬ、ということだ。 覚えていない文字は、何かを頼りにすれば書けなくもないが、何かを頼りにしている分だけ頼りない文字になる。いわば乳飲み子の文字になってしまうよう…

皇甫誕の長(欧陽詢)

長って大事です。 なんたら長、いかりや長〇とか、長い物には巻かれろ、などと沢山活躍するものですから。 まぁ、ほとんどの方が興味ないことかと存じますが。 それでは、やってこうぜ! とやって、これが118回目の長でした。 やっぱりな、あと少なくとも100…

蚕飼いする人は古代(曽良)

こがひする人はこたいの姿かなそら「蚕飼いする人は古代の姿かな」曽良#仮名 #芭蕉#japanesecalligraphy #書道#kana#syo おくのほそ道にある句でした。 書っていう芸術の鑑賞においては、書家も努力した分、観る側にも努力を要求するもんです。 嫌ですねー。…

たけくまの松見せ(松尾芭蕉)

読んでもピンとこない句ですが、おくのほそ道の中で句の前後を読むとグッときます。。 たけくまの松見せまうせおそさくら「武隈の松見せ申せ遅桜」#芭蕉#おくのほそ道#書#かな#japanesecalligraphy #syo #kana #書道

夏草の上に茂れる(今和歌集462)

[https://www.instagram.com/p/BXWRRmqh2kc/:title= 本阿弥切と元永本古今集と足して二で割ってみるスタイルを模索中です。そういうのを自分のスタイルにしたい。 古今和歌集462「夏草の上に茂れる

思ひつつ寝れば(古今和歌集552と553)

本阿弥切れを書いてみようぜ! ダーマトグラフでやってこうぜ! 買ったばかりのダーマトグラフで愛しの本阿弥切を書いてみよう。でもね、買ったばかりで、もう折ってしまいました(T ^ T)ダーマトグラフは柔らこいのですぐ折れちゃいます。そう遠くない未来に…